2017/04/23 23:05
彫り、彫り留、打ち出しをするときに地金を固定してくれるのがヤニです。
ヤニは市販されているので、これを使用するほうが楽です。
自分で作ると溶けたヤニが時間がたつに従いどのように固くなっていくのかがよくわかります。
用意するもの:松ヤニ(500g)、地の粉(500g)、植物油、スス(少量)ピッチボウルまたは木のヤニ台、鍋(厚手のもの)、かくはん棒(しゃもじなど)
作り方:鍋に松ヤニをいれとろ火でドロドロになるまで溶かします。次に地の粉を少しづつ入れながらゆっくりかき回して、ヤニに溶かしこんでいきます。地の粉が溶け込んだら10分くらい煮込んで植物油大さじ一杯位をいれ粘りけを出します。少量のススを入れヤニを着色します。20~30分位ゆっくりかきまぜながら煮込んだら、ピッチボールか木のヤニ台に移します。
残ったヤニは鍋の中に残さず、紙の箱に移しておいてください。
砂袋や粘土を使用することもあります。