2017/04/20 09:25

彫金の道具として、金槌と木槌があります。

・金槌
金属を打ち伸ばす物として、のべ鎚・いも鎚、タガネを打つときに使うおたふくがあります。それぞれ大小あって使い分けていきます。

おたふく柄の部分は自分の使いやすい細さと長さに調節します。
おたふくの面と柄の端とは机の上に置いたとき、ほぼ同一平面になるようにして、さらに、上から見たとき柄の両端の中心線に対し左右が対称になるようにします。左右の重さのバランスをたもつためです。

・木槌
金属の表面に傷をつけずに、伸ばしたり曲げたり、打ち出したりするときに使います。
金属で金属を叩くと硬くなるので硬くしたくないときにも使います。
プラスチックのハンマーも便利です、叩く部分を取り替える事のできる物は柔らかいものと硬いものを使い分けます。