2017/04/17 10:03


シルバーアクセサリー作りへのこだわり、彫金の事を知っていただきたいと思います。

シルバーアクセサリー製作風景


金槌と矢坊主とタガネいま主流のキャストと違います。銀を板の状態から加工していきます。
主に金槌と、タガネと呼ばれる鉄の棒(5~6cmくらい)を使って、加工していきます。
木彫りで言うノミのようなものですが、これは削るのではなく打ち込んで、よせたり、へこませたりして形を作っていきます。


ヤニ台板をたたいて、デコボコにして、形にしていくのです。 ジュエリーらしい、宝飾というよりも、器やナベを作る金工の方が近いやりかたです。
キャストと違い、やわらかいワックスを、削ったり、盛ったり、するのではなく、銀そのものを形にしていくので、力仕事です。



打ち出し出来上がりは、繊細で、薄くて、軽く、直接加工しているので、作り手の意思が、ダイレクトに伝わってきます。
他の作品作りの記事などを「おたふくの彫金日記」で載せています。興味があればご覧下さい。